ハワイのここ×メディカルマッサージ

手術や怪我の後のケアとしてや、痛みがある患部を直接的にマッサージをして、筋膜を緩め、可動域を上げて、軟部組織の動きをより良くするアメリカ発の療法を紹介するブログ

もう会えなくなってしまう患者さんとのやりとりは、セルフケアのご紹介!

ALOHA🌺



ハワイの医療でマッサージをしている日本人のKOKOです!
今日は先日全てのセッションが終了した患者さんとのこれからの
やりとりをシェアさせていただきたいと思います。



PT(理学療法士)とのセッションが15回終わり、
マッサージだけになってから週に2回きていた女性がいました。
56歳です。




仕事中に重いものを持ち上げて腰に力を入れた瞬間
右側の腰に痛みが走り朝起きてから24時間ずっと違和感や
痛みがあるとのことでした。



リハビリのエクササイズとしては、元々猫背いみだったので、
姿勢改善のストレッチとコアのエクササイズがメインでした。



しかし、腰の筋肉の痛みは一向に治らず、担当していたマッサージセラピスト
と合っていないのでは?と思い、患者さんへ直接聞いてみることにしました。



私からはこんな質問をしました
「毎週のエクササイズはどうですか?」
「マッサージを受けた後は痛みのレベルは下がっていますか?」



患者さんから、
「エクサイズがなんとなく必要なんだろうなと思う筋肉を強化して
 いるのはわかるけど、あまり体に直接的な感じがないです」


「マッサージは、気持ちいけど痛みは減っていないです」



少し残念でした。こんなにドクターも頑張っているのに
ネガティブな答えだったことと、マッサージの効果を感じて
もらっていない。・



正直にドクターに患者さんからの話を伝えました、そこで
PTとのセッションはもうすぐ終わってしまうので、
マッサージで痛みを減らしてあげようということで。



患者さんの予定を全て私のスケジュールに当て込み
私が責任を持って対応することになりました。



しかし、残り5回のマッサージでどれだけ回復ができるか
これは勝負でした。最後の2回の時に。。。。



手のしびれと足のしびれが始まってしまったのです。
ドクターに話して、首はとりあえず頚椎の部分の問題だから
そこはほぐせばしびれは止まるということで、



問題は、足全体特につま先がわ指全部でした。
考えられるのは、坐骨神経なのでとりあえず
仙骨周りの筋肉を緩めていきことにしました。



ですが、マッサージをしてみて感じたのは、
すねの硬さにより足首の動きが制限されているのが
原因でした。



その話をマッサージの後にして最後のセッションに
挑むことにしました。



当日、きていただいて話を聞いてみると、
どうやらしびれはだいぶ良くなってきたけど、
まだ少し腰が痛いとのことでした。



やはりすねの部分の硬さが残っていて
その部分を重点的にゆるめていきました。



全てのセッションが終わり患者さんと話すと
不安そうでした。またあの痛みがぶり返して
しまうのではないのかと。



痛み担当の主治医にもう少しマッサージセッションを
受けられないか聞いてみますとのことでした。
でも、私の中では100%リカバーできていないのは
納得がいかないの、お時間を別にとってもらって
毎日続けられるセルフエクササイズをご紹介しました。



少しでも、家でご自身の体をケアできれば
改善につながるし、一番は気持ちのです。
痛いけど何もできない。。。ではなくて、
痛いからこのセルフケアをやって、少しでも
楽になろう!に変わっていくことができれば、



それこそが体を変化できるチャンスだと思っています!!


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