ハワイのここ×メディカルマッサージ

手術や怪我の後のケアとしてや、痛みがある患部を直接的にマッサージをして、筋膜を緩め、可動域を上げて、軟部組織の動きをより良くするアメリカ発の療法を紹介するブログ

痛みをかばってもっと痛みが増えた

Aloha🌺


ハワイの医療でマッサージをしている日本人のKOKOです。
先日、ハワイで看護婦をしている若い女性が施術にいらした
時に感じた内容をシェアさせてください!



その方はハワイで看護婦さんになったばかりで、
アシスタントの業務を多くしているようで、
患者さんのお風呂やお手洗いのお手伝いをすることも
あり、腰に負担がきて坐骨神経痛も発症してしまいました。



その方は少し体重が重いのもあるので、自分の体重と
患者さんの体重の両方が腰や足にかかるので、腹筋も
強くして上手にバランスを取ってお仕事をしてもらえるように
アドバイスをしていました。



ですが、一年の終わりに近づいてくると祝日が増えて
看護婦さんたちは家族と過ごすために交代でバケーションを
取り始めたりします。



それによってシフトをカバーしたりいつも以上に長く仕事に
入ることもあるそうで、そんな中、体の限界から痛みが
出てしまったそうです。



そして、腰痛だけではなくあちこちに痛みが出てしまい
施術前のカウンセリングでは、お話を全部理解するのにかなりの
時間がかかりました。



最初は、患者さんを持ち上げる動作が多いことで腰に違和感を
覚えて、それから腰をかばい坐骨神経痛が発症し、腕で引っ張りすぎて
肩を痛めて、年末年始で全てが一斉に痛み出してしまったっと
言っていました。



さて、どこから手をつけるか。。。。考えた結果、
今一番痛みがある腰からマッサージを開始することにしました。
腰を触ってみるとガチガチでこれは腰だけをマッサージしても
到底ゆるまなそうだったので、上半身の疲労から取り除いて
いくことにしました。


患者さんを持ち上げたり抱きかかえたりが多いので、
腕や肩甲骨周りの筋肉がとても硬くなっていました、
その影響から肋骨が固まり腰の硬さにつながっていました。


肩甲骨周りや肋骨の緩みを出しことで腰がかなりゆるみ
マッサージが楽になりました。このやり方は、カナロア
のメンバーにはシェアしていますが、肋骨を少しでも
触れるようになると坐骨神経痛の原因になっていた
腰痛までも改善へ持っていけるようになるのですね!



この繋がりが理解できると、一生懸命に時間を費やして
腰だけをマッサージしていたらもったいないですですよね!
体のつながりを理解して、見方を少し変えてその方がくださった
情報から推測をして、腕をたくさん使っている?もしかしたら
肩甲骨周りかな?っと推測して触ってみる。



一つの情報だけを聞いて施術に入るよりもよりたくさんの
情報から見方を変えて施術に入ると、時間を上手に
使っていけそうですね!


最後まで読んでいただいてありがとうございました。
カナロアボディにご興味のある方へぜひご連絡ください!


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