ハワイのここ×メディカルマッサージ

手術や怪我の後のケアとしてや、痛みがある患部を直接的にマッサージをして、筋膜を緩め、可動域を上げて、軟部組織の動きをより良くするアメリカ発の療法を紹介するブログ

杖をついた患者さんあるある 肋骨の歪みと背中の痛み

ALOHA🌺




メディカルマッサージセラピストのKOKOです!
先日いらした、杖をついた68歳の男性のお話を
させてください!





20年前にバスの掃除をしていた時に足を踏み外し
右側に転倒してしまった患者さん、それから3回も
肩の手術をされたそうです。





以前のPT(理学療法士)とのセッションでは効果が出なくて
2ヶ月前から私たちのところへ来館されるように
なったそうです。





マッサージセラピーは受けられていなかったので、
今回初めての試みとドクターから連絡がありました。





腰も同じように転倒時に打ったようですがMRIの
結果で腰はいつも異常なしとなってしまうそうで、
痛みをどうしていいか分からないということでした。





杖を利き手の右手でつくこと、右の肩を3回手術して
いることから右上半身は肩から下に下がり肋骨を
潰しているような立ち姿勢。





また、骨盤が後傾しているため骨盤の動きが悪く
辛い日は坐骨神経痛や腿の裏の痛みもあるようで、
この日は初めて担当させていただくことになったの
ですが、痛みのレベルは1−10で”8”くらいの
レベルでした。





一番辛いのは同じ姿勢でずっといること。
座りっぱなし、立ちっぱなしのようにずっと
同じ筋肉を維持することが難しく、足に痺れが
出る時もあるとのことでした。





カウンセリングも終わりマッサージを始めていきました。
うつ伏せでまずは右側の背中と腰を触ってみると、
左側よりも筋肉の緊張があり、右の背中は大きなコブの
盛り上がりがありました。





その中でも一番気になったのは、杖を使う人特有の
肩甲骨下あたりの硬さでした。肋骨がぎゅっと中に
入り様々な背中の筋肉がくっついて塊になっていまし
た。





肩の痛みを気にしながら腕を少しづつ持ち上げていって
肩甲骨を開いて開いたら見えてきた筋肉をほぐしていき
少しづつ腕が上がるのを確認しながら肋骨も開いていき
ました。





腰部のマッサージに入って感じたのは、仙腸関節に
付着している多裂筋の緊張と癒着でした。
この部分はうつ伏せの状態で上からマッサージしても
緩まないので横向きになった時に骨盤周りからアプローチ
していきます。





そして、足の裏(足底筋膜)の緊張があり足首の硬さと
ガッチガチでした。ある程度緩んでから、横向きになって
いただいて、腰部の緊張をとっていきました。





横向きからお尻の筋肉(臀部)をほぐしていくことで
多裂筋の緊張や癒着が取れていきます。腕を道上げながら
脇の下や肋骨の隙間を広げて杖でいつも支えている筋肉を
ゆるめていきました。





仰向けで首の筋肉の張りをとったら終了です!
肩甲骨周りが動くようになると仰向けの首のマッサージは
とても楽にできるようになります。




大体、杖を使用されているかたの特徴として、肩甲骨と
肋骨付近を意識してゆるめてあげると、施術後に満面な
笑みを浮かべて『Amaizing!!』っと言ってくださいます^^



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MAHALO🌴
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