ハワイのここ×メディカルマッサージ

手術や怪我の後のケアとしてや、痛みがある患部を直接的にマッサージをして、筋膜を緩め、可動域を上げて、軟部組織の動きをより良くするアメリカ発の療法を紹介するブログ

筋肉の途中でマッサージを止めるNG

Aloha🌺



ハワイの医療でマッサージをしている日本人のKOKOです。
先日、インスタグラムを見ていて気になったことがあった
ので、シェアさせてください!



毎年いや毎月たくさんのマッサージセラピストさんが
自身のマッサージの内容を動画で撮ってインスタにアップ
されていますね。私も見るのが好きで、ついつい時間を
費やしてしまうほどです。



その中でも、やはりセラピストの手の動きを観るのが好き
で、これはモデルさんがきもちいと思っているだろうな
とか、どうしてこの流れから違う筋肉へ飛んでしまうのだろう
といった疑問も生まれたりします。



そして、一番気になるのはオイルマッサージで長い筋肉を
ずっとストロークしていく動画で、背中の中途半端なところ
で、急に止まってまた同じ動きを繰り返している動画を
見た時です。



通常、長い筋肉の長めのストロークでは、筋肉の端から端の
骨にくっついている付着部分付近まで触って辿っていきます。
それが、いつくかの動画で中途半端に手が止まり、その先の
部分のマッサージがないのでどうやって触っていない筋肉を
アプローチしているかは動画だけからはわかりません。



おそらく、筋肉を一本と考えずぶつ切りに切りながら
マッサージをしてしまっているのだと思います。



このやり方は、指圧でありえます、指圧は長いストロークは
なく、経絡に沿ってツボに圧をかけていくので。ですが、
オイル系のマッサージは、長いストロークでグーっと上がって
筋肉に圧をかけてリラックスに持っていきます。



それが、筋肉の始まりからグーっとストロークで圧が入り
きもちーいいっと思っていただいている途中でふっと圧が
抜けて、セラピストの手がどこかに行ってしまったら、
あれ?どうしたの?もっとやって欲しかったのになぁって
不満になってしまうと思うんです。



特にインスタの動画にアップするとこのイメージがついて
しまうので、気をつけて行った方がいいポイントですね。




以前、ディズニーのホテルで新人マッサージセラピストの
研修のモデルになった時にも実際にありました。まだ
マッサージに慣れていないセラピストだったのもあり、
マッサージが形になってしまっていて、筋肉のことは
あまり考えていないような感じでした。



あれ?これはどの筋肉をターゲットにマッサージしています?
っといった流れから始まり、ブツっと切れてまた全く繋がりの
ない筋肉から始まっていました。



そこで、私が同じようにその方に私が感じたようにして
見て感想を聞きました。すると深く理解したようで、
その後からはなるべく途切れないようにを心がけて
施術をしていました。



リラクゼーションの場所ではこれはかなり重要なこと
だったと思います。ストーリーが繋がっているように
マッサージも筋肉の流れに沿って、イメージしながら
施術ができたら医療の場所でもきっと喜ばれると思い
ました。




もし、どんなイメージで筋肉にアプローチをかけたら
いいのかわからなくなってしまった場合は、そのかく
筋肉のチャートを見てそれを実際に寝ているクライアント
さんへ移して思い出しながら、筋肉に触れていければ
感覚がもっと掴めるようになると思います。



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