ハワイのここ×メディカルマッサージ

手術や怪我の後のケアとしてや、痛みがある患部を直接的にマッサージをして、筋膜を緩め、可動域を上げて、軟部組織の動きをより良くするアメリカ発の療法を紹介するブログ

外反母趾のケア方法

Aloha🌺



ハワイの医療でマッサージをしている日本人のKOKOです。
先日、こんなお問合せをいただいたので、ぜひシェアさせて
ください。



外反母趾(フットの痛み)からの腰痛かもしれない?
KOKOさんならどうやってメディカルマッサージをしていますか?



腰痛は本当に沢山の理由から起きてしまいますね。
上半身からの影響、腰の骨の問題、股関節の問題、ひざ、足の問題、etc
どれがどのように影響しているのか全く想像もつかないですよね!



ですが、全体を見た時に明らかに他の部分に不調があり、その
部分からの影響で体に不調が起きているのであれば、すぐに問題は
解決できそうですね。



全体を見た時にどんな歪みが起きていて、どこら辺が上手に動いていないか
なども含めて見ていきますが、それがうまく見えてこない時もあります。



どうしても私たちセラピストは、触って確認するのが早く不調を
見つけることもあります。左右触ってみて硬さが違う、なんだか
ボコボコしている筋肉があるなど、いろいろな発見があります。



私の外反母趾のクライアントさんは、坐骨神経痛が辛くて私の
ところへ来てくださいました。そしてマッサージをしていて、
すごく足が変形するくらいの外反母趾でした。



そこから外反母趾のケアも含めて毎回施術をすることになりました。
すると、外反母趾の影響で坐骨神経痛になっていることがわかりました。
フットから足首、ひざと触っていくとお尻の筋肉がその影響で
硬くなり、その痛みを逃がそうと腰を少しねじって使うようになり
腰痛になっていました。



坐骨神経痛の施術から外反母趾(親指あたり)周りの筋肉を
緩めるようにマッサージをしていったら、気がついた時には
坐骨神経痛のハリは無くなっていて、筋肉の緊張が残ったのが
外反母趾周辺だけでした。



体全体を見ただけでは、不調が見えてこなかったですが、
体の各パーツをしっかりと触り、見て行った時に、
見つけた不調に注目して施術をして行ってクライアントさん本人は
気が付かなったことも改善してあげられたら”寄り添った”施術が
できると思います。



一つのやり方だけに縛り込まず、いろいろな観点から
見ながらその時に必要なものをしっかりと提供できたらいいですね!

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