ハワイのここ×メディカルマッサージ

手術や怪我の後のケアとしてや、痛みがある患部を直接的にマッサージをして、筋膜を緩め、可動域を上げて、軟部組織の動きをより良くするアメリカ発の療法を紹介するブログ

ペンキを運んでいるときに椎間板(腰)に痛みが生じた男性患者

ALOHA🌺



アメリカの医療の現場でマッサージをしている日本人KOKOです!
椎間板(腰)を痛めて手術をした男性のお話です。




この男性は、30代半ばでペンキを塗るお仕事をされている
作業員です。3年前に大きなペンキのバケツを持った瞬間
腰に稲妻が走りそれから腰のケアが必要になってしまったそうです。




最初に痛めた時はドクターからPT(理学療法士)のセッションを
勧められて、毎週通ったそうですがそのPTはわりと保守的で
あまり改善が見られなかったそうです。




その後、痛みが減ることがなかったようで、椎間板の手術をして
痛みを減らそうということになったそうです。




その後、以前のPTではなく違うPTのところで、
手術後のリハビリをしてそうですが手術をしたところが
痛くなり、ドクターに手術が失敗だったのでは?と
講義をするほど精神的にも辛かったそうです。





ドクターからPTを変えるように言われて、
ついに私のいるところにいらっしゃるようになった
そうです。




以前に通っていたところでは、マッサージセラピーが
なかったようで今回は初めてマッサージのセラピーも
受けられると嬉しかったそうです。




私のところのドクターPTはとても知識があるので、
患者さんからの質問はつきません。いつも隣で
私も勉強しています。




問題になっていたのは椎間板ではなく、
仙骨(お尻の骨)の動きが悪くなっていたことも
腰の改善を妨げていた原因だったようです。



ドクターPTから私への引き継ぎの時に、

この一番長いお尻につながる筋肉(多裂筋)を
ゆるめてあげて、骨盤の動きを出してあげてっと
言われました。




早速、マッサージの時に触ってみると
腰の筋肉が弱くお尻の筋肉がその分、腰を助けて
いるようでガッチガチでした。




この多裂筋からお尻全体まで硬かったので、
多裂筋からマッサージをしてもゆるまないので、
影響が出ているお尻(臀部)からマッサージを
始めました。




腿の裏やふくらはぎも筋肉の緊張が見られ、
相当、腰を助けてあげているようでした。




この多裂筋に関しては、横向きの姿勢で
マッサージをしていくと最も簡単にほぐれるて
いくので、患者さんも痛みが軽くなったと
喜んでくださいました。




多裂筋は骨盤(仙骨)にくっついているので、
ここが緩むことで、歩くときに軽く感じたり
腕を使う動作なども、上半身と下半身が別々に
動けるためスムーズに感じられることもあります。




簡単にいうと、腰が楽になったのがわかりやすい!!
っということです。



大事なのは、うつ伏せで何度も緩めようとグイグイ
押すのではなく、横向きで角度を変えて筋肉が
ゆるむのを感じるということです!!



参考にしていただけたら嬉しいです!
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