ハワイのここ×メディカルマッサージ

手術や怪我の後のケアとしてや、痛みがある患部を直接的にマッサージをして、筋膜を緩め、可動域を上げて、軟部組織の動きをより良くするアメリカ発の療法を紹介するブログ

うつ伏せが苦手な方への施術

ALOHA🌺


ハワイの医療でマッサージしている日本人のKOKOです。
先日こんなご質問をカナロアボディのメンバーさんから
いただきましたので、ぜひシェアさせてください!



うつ伏せが苦手なクライアントさんがいます。
15分くらいでモゾモゾ動き始めます、枕の位置を
変えてみたりしたのですが、KOKOさんはどんな工夫を
していますか?



すごくわかります!私の患者さんやクライアントさんにも
うぶ伏せの位置がうまく定まらないのかずっと動いてる方も
いるし、顔が痒くなってしまって手を動かしたり、話に夢中に
なって手を動かしたり、なかなか落ち着かない方っていますよね?



いつになったら落ち着くのか待っていても時間がもったいないので、
リッラクスポイントを探してもらっている間にこちらからは体へアプローチ
して、リラックスさせちゃう場合もあります。



一番、簡単なのは、脊柱起立筋を緩めて背骨のしなりを出してあげること
です。カナロアボデイの皆さんには動画でシェアしているますが、
背骨のしなりが出ることで、体も脳もリラックスモーモードに切り替わり
ます。



例えば、夜、寝ようと思ってベッドに入ったはいいけどなかなか寝付けなくて
ベッドの中でモゾモゾしたり寝たいのに寝られない時ってありますよね?



そんな時に、ベッドの上でヨガのポーズをしたり、背骨へ働きかける
エクササイズをすることによって、背骨にしなりが出て眠れうように
なります。



でもどうしてもうつ伏せを苦手とする方々もいますので、
私のやり方を紹介します!



もちろんですが、その方のリクエストは必ず聞いておく必要が
ありますので、肩こりや腰の痛みなどがある場合は他の体制でも
ターゲットの筋肉が解せるようにしたいですね。



肩の手術をされた患者さんで、マッサージをしたいけどうつ伏せになれなかった
時は、仰向けから胸周りや肩甲骨のアプローチなどもしてある程度ほぐして
おきます。その後、ほんの少しの時間だけうつ伏せになって患部を触って
いくときもありました。



腰痛の時は横向きからアプローチして仰向けで施術をして、
うつ伏せになってもらう流れの時もあります。



苦手な体制、姿勢で心地悪いままマッサージを受けてもらうよりは、
できる体制で筋肉をほぐしていって、うつ伏せになってもらいます、
先に体がある程度リラックスしていると苦手だったうつ伏せも割と
大丈夫だったりします。



毎回来てくださるリピーターさんでしたら、
前回のセッションでほぐしきれなかったところが合って、
今回は横向きからアプローチさせていただいてもよろしいでしょうか?
のように、理由を先に伝えてあげてうつ伏せの時間をさりげなく
減らしてあげるのもいいと思います。



あたかもこちらの都合で体制を変えてやらせてもらったかのように
誘導してみてもいいと思います。私の経験上、それを気に入って
毎回横向きからや仰向けからスタートしたいというクライアントさんも
過去にいました。



一番は形にはめ込まず、自由な発想でそのかたのための施術を
作ってあげることが大事なおもてなしだと思います。



少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです!

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