ハワイのここ×メディカルマッサージ

手術や怪我の後のケアとしてや、痛みがある患部を直接的にマッサージをして、筋膜を緩め、可動域を上げて、軟部組織の動きをより良くするアメリカ発の療法を紹介するブログ

美容師さんから教えてもらったこと

Aloha🌺



ハワイの医療でマッサージをしている日本人のKOKOです。
私がボディケアのお仕事をし始めて時に、15歳の時から
私の髪を切ってくれている美容師さんに言われた話です。



その美容師さんは、私の家から20分くらいの美容師で
働いている女性スタイリストさんで、その5年後に
そこから10分圏内の場所に美容室を立ち上げて
今では25周年を迎える老舗のサロンのオーナーさんに
です。



ずっと、影響を受けていて私が海外で活動したいと
思うようになった気っかけも彼女からもありました。



そのスタイリストさんはヘアアタイリストのコンテストに
出場するためにロンドンで有名なヘアスタイリストさんから
技術を学んでいました。



ロンドンに行った時のお話は本当にたくさん聞いています。
そこの先生はとても厳しく時間も限られているので、
あらかじめ自分なりにデザインしておいたマネキンを
持ち込んでアドバイスをもらっていました。


OKが出ると今度は撮影に入り限られた時間で、
写真を撮り動画を撮りコンテストの準備に入るそうです。


その時のお話で、21歳の時に聞いた内容を今でも
覚えていることがあります。それは、”手”の話です。



その彼女いわく、先生が一生懸命にアドバイスをしてくれて
集中してヘアーカットをしている時の自分の手が自分でも
驚くほどの”プロの手”をしていたそうです。


その時の手の動きは自分の想像を超えるほどの
上手な手をしていたそうで、それからどんな時も
自分の手を意識して仕事をするようになったと言って
いました。



この話から彼女が私に伝えたかったことは、
どんなお仕事も上達してプロになっていくと
手が変わってくるとのことでした。



その後、サンフランシスコに行った時に
とても私にとって施術のしやすいクライアントさんが
いらした時に、ふと自分の手を見る機会がありました。



すると、私も”プロの手”になっていたんです。
それまでは余裕を持って施術がてきていなかったのか
手を気にしないで施術をしていたので、いつから
自分が求めていた”プロの手”になったのかは
わかりらないですが、これだ!っと感動したのを
覚えています。



その後、ハワイに移りカップルマッサージなどで
他のセラピストさんの手を拝見する機会が増えて、
数え切れないほどのセラピストさんの手を見てきました。



今ではありがたいことに、私の技術に興味を持って
くださる方へ技術指導をさせていただく機会があり
また違った観点からいろいろな方の手を見ています。


その中で、十分にいろんな体を触ってきたセラピストの
手か、まだまだこれから練習を積まなくてはならない手かは
すぐに見てわかるようになりました。


もちろん、それまで行ってきた手技にもよりますが、
ダントツに指圧をベースでされてきたセラピストさんは
手ができていることがわかりました。


この話は、私だけではなくて多くのマッサージセラピストさんが
同じ内容を伝えています。指圧は筋肉をしっかりとつかんで
ターゲットを絞ってマッサージをしていく技術なので、
指圧から学んだ方は上達が早かったりもします。


だからと言って他のマッサージの人はダメとかではなくて、
やはり筋肉をしっかりと定めてその筋肉をほぐしていくのが
クライアントさんに喜んでもらえることだと思います。


あくまでも私の意見ですが少しでも参考にしてくださったら
嬉しいです!


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