ハワイのここ×メディカルマッサージ

手術や怪我の後のケアとしてや、痛みがある患部を直接的にマッサージをして、筋膜を緩め、可動域を上げて、軟部組織の動きをより良くするアメリカ発の療法を紹介するブログ

強いマッサージができるセラピスト

Aloha🌺



ハワイの医療でマッサージをしている日本人のKOKOです。
昔に一緒に働いていたマッサージセラピストのお話しです。



そのかたは男性の40代くらいのマッサージセラピストで
他のセラピストと違い、”強もみ”ができるセラピストっと
いうポジションで有名になりつつありました。



一緒にカップルマッサージ入った時のことです。
私は奥様を担当し、その男性セラピストはご主人を
担当することになりました。90分のマッサーだったと
思います。



最初は少し会話をしながらマッサージをしていきました、
私のクライアントさんは少し経つと寝てしまったので、
静かにマッサージをしていました。



すると、隣のベッドでご主人がもがき苦しむような声で
マッサージを受けていました。とてもリラックスしているようには
思えない状況でした。



男性セラピストはニヤニヤ笑いながらグイグイマッサージを
続けています、するとクライアントさんは足をバタバタしたり
手のひらでマッサージベッドをタップしたりし始めました。


明らかに痛そうで辛そうなクライアントさん。
ですが男性セラピストは強さを緩めることなく90分施術を
していました。



男性同士の意地のぶつかり合いのようにも思えました。
施術が終わりクライアントさんが着替えるために
私たちセラピストは一旦部屋を退出しました。


その時に、男性セラピストがニヤニヤ笑いながら私に、
「明日、絶対にこのクライアントさん体が痛くなるはずだよ」
っと言ってきました。



私は、とても怒りが込み上げてきたのを覚えています。
そこで、どうしてクライアントさんが痛がっているのに、
強さを緩めなったのかを聞いてみました。


すると、こんな答えが返ってきました。
「かなりの強もみ希望だからどんなに強くマッサージしても
構わないと言ったのはクライアントさんだし、強くマッサージ
していても、痛がってはいたけど強さを弱めて欲しいと言わなかった
から、続けたんだよ」っと言いました。



え?あんなに痛がっていたのに弱くしてと言わないと強さを弱めない
セラピストなんだ!っと思ったのと同時に、翌日に痛みが出るくらいの
マッサージとわかっていて意地悪に強くするマッサージって
どんな意味があるのだろうかっと理解するのがとても難しい
内容でした。



そもそも、クライアントさんは私たちを信用してお金を払って
気持ちのいいマッサージを受けてにきてくださっています。



痛みを耐えるための時間でもないし、次の日に起きられないくらい
体が痛くなるのは全く意味がない。体にいいからマッサージを
受けているのに、悪くされる意味はない。



先日の、患者さんの嫌味のあるマッサージ同様に、
マッサージセラピストが自分の感情を抑えられずに
感情のままにマッサージをるのはいいことではないと
思います。



こんな状況にたまたま立ち会ってしまったのは
とても残念でしたが、とても勉強になる機会でした。



また、ぜひいろいろなお話をシェアさせてくださいね!


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