ハワイのここ×メディカルマッサージ

手術や怪我の後のケアとしてや、痛みがある患部を直接的にマッサージをして、筋膜を緩め、可動域を上げて、軟部組織の動きをより良くするアメリカ発の療法を紹介するブログ

筋肉の前後左右のバランスから調整

Aloha🌺



ハワイの医療でマッサージをしている日本人のKOKOです。
マッサージセラピストさんの中で体のバランスも見られるように
なろうと勉強されている方が多くいらっしゃいます。私も、
昔は体のバランスの調整ができるようになりたいと、いろいろな
先生を訪ねて教えてもらっていました。



その中で一番わかりやすく今でも続けているやり方を
ご紹介させていただきます。


まずはマッサージがどこの筋肉に対して必要なのかを
しっかりと見極めることです。やり方は、クライアントさんに
まっすぐ立ってもらいます。



自分もまっすぐに立ってクライアントさんの全身を見た時に
どの部分が小さく縮まってしまっているかを見ます。またその反対に
どの部分の筋肉が伸ばしきれて逆に丸まっているかを見ていきます。


例えば、肩こりの方は胸の部分が縮まってしまっています。
逆に、背中や肩甲骨が伸びきって丸まってしまっています。



この場合、マッサージが必要になるのは縮まってしまっている
胸の筋肉です。胸の筋肉(前面)がほぐれて緩んで行くとこで
胸が開きやすくなります。反対に、背中(後面)が伸びきって
いたのが自然な状態に戻っていきます。すると前後がバランスが
取れて、背中の丸まりがなくなり胸が張れるようになり、
体のバランスが整います。



反り腰の方もそうですね。
腰のどの部分の筋肉が硬くなっているかをしっかりと見て
その部分をほぐすことでお腹が前に出てしまっていた方も
腰がまっすぐになりお腹が中に引っ込み始めます。


こんな風に体は前面後面で縮まっている筋肉を見極めて
ほぐしていきバランスを整えて不調を改善していきます。


同様に左右でも右側の方が下がってしまっているのなら
おそらく右の背中の筋肉がぎゅーっと縮まってしまって
いるので、そこをターゲットにほぐしていきます。



そうすることで、左の方が上がっていたように見えたバランスも
左右が整い始めて整体になっていきます。


私の中で一番簡単にやっているやり方は、
縮まっている側の筋肉を見極めてその部分をターゲットに
ほぐして、様子を見ます。それでもまだ、バランスが取れていない
ようでしたら、ねじれからのバランスの改善も必要になります。



ねじれに関しては実際にクライアントさんのボディがないと
解説は難しいですが、複雑にバランスが崩れている人は必要に
なっていきます。


ですが、どんな時でもどこの部分が縮まってしまっているのかを
見極めていくのには変わりがないので、バランスを整えていきたい
場合に使えるので、ぜひやってみてください!


少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです!


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