Aloha🌺

ハワイの医療でマッサージをしている日本人のKOKOです。
久しぶりにロミロミマッサージをした時のお話です。

４０代女性のハワイアンの患者さんのセッションが始まりました。
お仕事はバスの運転手さんでお仕事中に後ろから大きなトラックに
衝突されて首と肩を痛めてしまったそうです。

本来ならば、筋肉にしっかりと圧が入るように指圧を
混ぜながら首や肩周りをしますが、この方はとにかく
一つ一つの筋肉のパーツが大きくて、私の指では
負けてしまう状態でした。

大きな筋肉に加えて事故の影響で筋肉が硬くなり
ここで私の体を守りながらマッサージをするとなると、、、、
そうなんです、”ロミロミ”マッサージなんです！

ロミロミマッサージはハワイの伝統的なマッサージで
その昔は治療の一環として利用されていました。
ハワイアンと聞くと大きな体の方が多いですが、
ハワイに住んでいるとわりとそこまでザハワインに遭遇することは
ないのが本音です。

さて、話は戻りますが、この患者さんは首と肩に不調があり、
うつ伏せになるのも一苦労な感じです。厚みがかなりあるので、
上からがっつり圧をかけないとマッサージの効果が出にくい体系です。

なので、小さな圧をキューっとかけるよりも面を大きく使って
肘や腕でグーっと圧をかけつ方が気持ちよく感じてもらえるのと
筋肉もしっかり緩んでくれます。

この患者さんの施術のほとんどは私の腕と肘を使っています。
手のひらで圧を入れると手首が痛くなってしまこともあるので、
自分の体を守るためにも強く圧が入る部分で施術をするのが
いいと思いました。

体の厚みがあり首が埋もれてしまっている患者さん、
いきなり首をマッサージするのはとても難しいです。
僧帽筋やら肩やらがもりもりに盛り上がってしまっているので、
ターゲットの筋肉に到達すのが大変です。でも、首の辛さは
とってあげたい、、、

そんな時に私がやるのは、僧帽筋の緊張をとることと、
肋骨の緩みを出してあげることです。この二つをすると
方の位置がスーッと下がり首が現れてきます（笑）

肩や背中の盛り上がりは緊張している背中や胸の筋肉を
緩めてあげるだけでかなり変化が出ます。これは、
筋肉をガツガツマッサージしようとか、強もみでグーっと
押し込むなどセラピストの体を痛めるようなことはしなくても
コツさえ掴めばどんな筋肉の厚みのあるかたや、脂肪で
筋肉までなかなか緩ませきれなくても、簡単にできてしまいます。

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少しでも参考にしていただけたら嬉しいです☆