ハワイのここ×メディカルマッサージ

手術や怪我の後のケアとしてや、痛みがある患部を直接的にマッサージをして、筋膜を緩め、可動域を上げて、軟部組織の動きをより良くするアメリカ発の療法を紹介するブログ

どんなマッサージが筋肉をほぐすか?

Aloha🌺



ハワイの医療でマッサージしている日本人のKOKOです。
先日、同じクリニックで一緒にマッサージをしているセラピストと
同じ意見だったことがあったのでぜひシェアさせてください!



私たちメディカルマッサージセラピストは患者さんの
不調に集中して痛みを改善するように筋肉を緩和させたり
痛みをかばって硬くなってしまった筋肉をほぐすことを
施術の中に盛り込んでマッサージをしています。



基本的には、軟部組織のモビライゼーションと筋膜リリース
を行っています。モビライゼーションとは、関節に行う治療方法で
関節の可動域を広げたり、痛みを取り除くことを目的にしています。
リハビリの施設ではとても大事なセラピーの一つです。



また、筋膜リリースは筋膜のゆちゃくを引き離し滑りをよくする
ことで、関節の可動範囲を広げたり、筋肉全体の柔軟性を高めて
正常な状態に戻してあげるテクニックの一つです。



どちらも言えることは、筋肉をほぐす、関節の動く範囲を広げる
サポートをしているということです。実際に、マッサージのテクニックは
それほど関係のないように感じますが、比較してみると少し違いが
あるのがわかります。



例えば、リラクゼーションで行われる、ハワイの伝統的なロミロミマッサージ
は、セラピストの腕や手のひらを使って施術をしますが、目的はリラクゼーション
ですので、体の全体的なマッサージでたまに、凝っている筋肉は集中して
マッサージをしますが、ある程度のルーティンが決まっています。



さらにいうと、筋膜まで触る内容は含まれていないため、筋肉をほぐすことや
可動範囲を広げることへのアプローチは低めです。ですが、リラクゼーションを
目的としている場合は、とても喜ばれます。ハワイでもウェディング前日や
リフレッシュしたい時などにはリクエスが多い施術です!



他には、タイマッサージやストレッチ等は関節の可動範囲を広げるには
とても必要なものになります。ですが、そもそも筋肉が凝り固まって
筋肉のゆちゃくをしてしまっている筋肉を緩めずにストレッチをするのは
危険な場合もあれば、効果があまり期待できない場合もあります。



これは、私が昔日本でフィットネスクラブのパーソナルトレーナーを
していた時にいつも気になっていたことでした。トレーナーはマッサージ
ではなくて、ストレッチやエクササイズで可動範囲を広げるように
していきますが、なかなか時間がかかってしまったこと、無理にストレッチを
しようとしてオーバーストレッチで筋肉を痛めているのを目にしたことが
あったからです。



その分野によってできる範囲や得意とする分野が違うので、一概に
どれが良いとはいえないですが、私たちマッサージセラピストは筋肉を
ほぐす専門なので、”ほぐすためには”どうしたら良いのかを考えて
行かなくてはならないと思います。



そこで、メディカルで一番使われているマッサージ方法はというと、
ディープティシューマッサージと筋膜リリースの二つです。
ディープティシューはウェディッシュマッサージよりも深い筋肉を
触ってそこに適切な強さ(圧)をかけていきます。



筋膜リリースは関節に近いところから筋腹に向かって筋膜を緩めて
いきます。どちらも的確にターゲットとなる筋肉をほぐし、痛みの改善に
働きかけています。



私の考案した”頭首肩ほぐレア”のマッサージの流れはこの二つの
マッサージ方法を盛り込んでいます。強い刺激ではなく柔らかいマッサージ
方法で確実にターゲットをほぐしていきます。



受けた方からの感想を聞いて私自身も踊り手いるほどです。
ぜひ、ご興味のあるマッサージセラピストさんはご連絡くださいね!



少しでも参考になったら嬉しいです!

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