ハワイのここ×メディカルマッサージ

手術や怪我の後のケアとしてや、痛みがある患部を直接的にマッサージをして、筋膜を緩め、可動域を上げて、軟部組織の動きをより良くするアメリカ発の療法を紹介するブログ

マスターになるのはむずかしい

Aloha🌺



ハワイの医療でマッサージをしている日本人のKOKOです。
私がアメリカに来てまでマッサージができているには
一つ、自分の中でやり続けていることがあるからです。


日本にいたときはほとんどのクライアントさんが日本人でした。
ですが、一概に同じところ出身と行っても体はひとりひとり違います。
アメリカに来たらさらに人種の違い、大きさ、全てにおいて
体が違います。



私はマッサージのテクニックやスタイルをアメリカに
いく前に上手と言われている人のやり方を真似したり
直接会いに行って教えてもらったりしていた時期があります。



その当時は、それほど高額なクラスはなくリーズナブルで
受けられました。そこで、実際に学んだことも含めて
今のオリジナルスタイルが出来上がったと思っています。



テクニックは一通りの流れを把握して自分に落とし込みます。
練習して、うまく行ったケース、うまくできなかったことなどを
毎回、ケーススタディでやっていきました。



どんなクライアントがきてもそつなくこなす、満足して帰って
もらえるようにできるマッサージセラピスト、一般的には
マスターっと呼ばれている人たちが世界中にはたくさんいます。


その方たちも、初めは何もできないところから技術を学び
私と同じようにケーススタディをやってきたと思います。
どんなにいま有名な方でも同じです。



ですが、どうしてマスターと言われているかたが少ないの
でしょうか?誰もが同じステップを踏めばできるはずなのに。



そこには、一通りの流れがわかったら”やり続ける”っという
大事なことをスキップして、すぐに上達したと思い込んで、
マスターになったつもりになっている方が多くいるからだと
思います。



マスターになるのは難しいですが、シンプルだと私は
思います。なぜなら、流れがわかったらあとはそれを
反復していくだけだからです。その反復している期間の
我慢や辛抱がないと諦めてしまい、セラピストもサロンも
なんとなくの雰囲気になってしまいます。



私の提供している”頭首肩ほぐレア”もカナロアボディの
メンバーさんが習い始めた時はやりづらいところも
あったと聞きました。


ですが、クライアントさんへ提供し始めて、その時の内容
などをお伺いしていると、だんだん自分のものにしている
ように見えてきて、そのやり方を上手に操り初めてきた
のが見えてきました。



それができたら、あとはやり続けていくだけなのです。
そしたら、ずっとリピーターさんで予約が埋まるサロンに
なり、あそこに行けば体が楽になるっと噂になっていきます。



とっても簡単ですが、これができない方が多いのです。
ある程度、軌道に乗り始めると新しい何かを始めたくなったり
やり方を変えてみたり、そうしているうちに原型がわからなく
なり、気持ちが薄れてやらなくなってしまいます。



なので、もう一度いいますが、マスターになるには
サロンにリピーターさんが定着するには、一連の流れがわかったら
やり続けて、結果が出てもそれをひたすらやり続けるそれだけです!




最後までご覧いただきありがとうございました!

外反母趾のケア方法

Aloha🌺



ハワイの医療でマッサージをしている日本人のKOKOです。
先日、こんなお問合せをいただいたので、ぜひシェアさせて
ください。



外反母趾(フットの痛み)からの腰痛かもしれない?
KOKOさんならどうやってメディカルマッサージをしていますか?



腰痛は本当に沢山の理由から起きてしまいますね。
上半身からの影響、腰の骨の問題、股関節の問題、ひざ、足の問題、etc
どれがどのように影響しているのか全く想像もつかないですよね!



ですが、全体を見た時に明らかに他の部分に不調があり、その
部分からの影響で体に不調が起きているのであれば、すぐに問題は
解決できそうですね。



全体を見た時にどんな歪みが起きていて、どこら辺が上手に動いていないか
なども含めて見ていきますが、それがうまく見えてこない時もあります。



どうしても私たちセラピストは、触って確認するのが早く不調を
見つけることもあります。左右触ってみて硬さが違う、なんだか
ボコボコしている筋肉があるなど、いろいろな発見があります。



私の外反母趾のクライアントさんは、坐骨神経痛が辛くて私の
ところへ来てくださいました。そしてマッサージをしていて、
すごく足が変形するくらいの外反母趾でした。



そこから外反母趾のケアも含めて毎回施術をすることになりました。
すると、外反母趾の影響で坐骨神経痛になっていることがわかりました。
フットから足首、ひざと触っていくとお尻の筋肉がその影響で
硬くなり、その痛みを逃がそうと腰を少しねじって使うようになり
腰痛になっていました。



坐骨神経痛の施術から外反母趾(親指あたり)周りの筋肉を
緩めるようにマッサージをしていったら、気がついた時には
坐骨神経痛のハリは無くなっていて、筋肉の緊張が残ったのが
外反母趾周辺だけでした。



体全体を見ただけでは、不調が見えてこなかったですが、
体の各パーツをしっかりと触り、見て行った時に、
見つけた不調に注目して施術をして行ってクライアントさん本人は
気が付かなったことも改善してあげられたら”寄り添った”施術が
できると思います。



一つのやり方だけに縛り込まず、いろいろな観点から
見ながらその時に必要なものをしっかりと提供できたらいいですね!

あいまいなマッサージの正体

Aloha🌺


ハワイの医療でマッサージをしている日本人のKOKOです。
前に、”これでいいのかわからないでマッサージをしています”
っと、言うセラピストさんとお話ししたことがありました。



確かに昔、私にも経験があります。
新しいテクニックを学んで、先生はこんなことを
言っていたなぁっと考えながらマッサージをしていて、
でも、なんとなできているかもしれないけど、
どうもしっくりこない。。。。



慣れるまでしょうがないっと思いながらただやり続けていました
ですが、ある日、気がついたんです。これでは、あいまいさが
相手に伝わってしまうのと、なんとなくの時間が施術中に入って
しまうのはもったいない!



そこで、マッサージルームに筋肉のチャートの写真を
大きくはってそれを見ながらマッサージを始めました。
すると、目で理解して手や指で感覚を掴み、全てがつながった
瞬間に、すんなり自分の中で腑に落ち始めたんです!


これは自分の中でガッツポーズでした!
頭の中で一生懸命考えながら、テクニックを練習しても、
イメージがはっきりしなくて、むしろ幻想のようなふわふわ
した感じになってしまいます。



ですが、実際に筋肉の場所をしっかりと見て、ここら辺のはずっ!と
思いながら実際に触り、ほぐしていく。その繰り返しでどんな体の
サイズの方が来ても、すぐに的確に筋肉の場所を掴めるように
なります。


これを今までにほぼ全ての筋肉の場所を制覇してきました!
それで全身が出来上がり、初めて自分のオリジナルスタイルが
出来上がったと思います。


もし、マッサージルームに飾れなくても本を隣に置きながら
マッサージをしたり、施術の後に必ずチャートを見て確認するなど
習慣にしていくともっと手が思うように動いてくると思います。


少しでも参考にしていただけたら嬉しいです!